コロナウイルス感染
ご存じの方もおられるかもしれませんが、３月から４月にかけて
新型コロナウイルスによる大規模な感染がありました。
俗に言う「パンデミック」ってヤツです。
新型コロナウイルスに感染すると
「せき」・「喉の痛み」・「鼻水」・「発熱」などの初期症状が起こりますが
実際には「せき」だけ、「鼻水」だけ、「喉の痛み」が少しだけなど
いかにも「コロナに感染しましたー！」という症状が起こらないことも多いです。
ましてや、普段からアレルギー症状を持っている方は、初期症状の鼻水が
アレルギーによる鼻水と勘違いしてしまうことが多々あります。
（今回の感染はまさにこのパターンでした）
また、症状が出るまでの間は潜伏期間となりますが
この潜伏期間中にアレルギーによる鼻水と混合することで、ますます区別がつかなくなります。
じゃあ、毎日検査すればいいじゃん！って思うかもしれませんが、
購入費用も決して安くはありませんし、毎日検査するというのは肉体的にも中々辛いものがあるのも事実です。
それでも当施設では、定期の検査と要望や症状の所見が見られた場合はすぐに検査を実施していたのですが
それでも感染を防ぐことができませんでした。
それと施設内での大規模感染を引き起こしたもう一つの要因は
職員の感染対策の不足です。
直接サービスを提供する職員の手洗いうがいやアルコール消毒が出来ていないがために
感染を拡大させてしまったのは間違いありません。
多くの入居者さん、そしてご家族へご迷惑をおかけしてしまいました。
心よりお詫び申し上げます。
それでも春はやってくる
そんなこんなで、色々あった３月４月。
入居者さんも職員も大変だったけど、なんとか終息することができました。
特に入居者さんは、普段通りの生活が出来なかったのでストレスを感じたと思います。
そこで！
天気が良いので桜を見に行くか！！と気晴らしに外へ散歩に行くことにしました。
急遽組んだ予定だったので、大規模な移動は出来ませんが
敷地内に桜が咲いているのでそれを見に行きました。
ただ、敷地内は半分が砂利なので車椅子を押すのが大変(笑)
それでも桜を見て、春を感じてもらえて良かったなと感じています。
